くまんち

なんてことない、日々のこと

変わり映えしないけど

ShortNoteを続けて、今日から4年目。
更新頻度はそう高くないし、話題はいつも両手に収まる程度の小さくてなんでもない日常のことばかり。どちらかと言うと皆さんのノートを読ませてもらうことの方が多い。
ノートから垣間見る、他の人の視点。すごい。
同じものを見て、同じような経験をして、
似ている家庭構成や、似ている好き嫌い…
 
手元に持っている材料がどんなに似ていても、仕上がるノートはまるで違う。
 
おもしろい。
 
私は同じ材料を持っていても、なんだか見たことのある形でしか披露できない。
 
たとえば、これもまたよくある喩えだけれど料理に喩えるなら、
 
たまご、牛乳… はい、オムレツ!みたいな。
たまご、牛乳… よし!プリン。
たまご、牛乳… そうだ!!アイスクリーム!
 
これくらいなら私にもどうにかなるけれど、ミルクセーキだとか玉子酒だなんて生み出しちゃう人がいる。
(本当はもっとおフランスの料理だとかエスニックな料理なんかを喩えにしたいのに!)
同じ材料で、そうきたかーー!!なんて。
そんなノートを読むと嬉しくなる。羨望と尊敬。
 
はじめのうち、これは知性の差だと思った。知っているレシピ数の歴然たる差。
でも、どうもそう単純なことではないようだ。
読者としての私が空々しく感じる文章は(図々しくも、SNに限らず作家さんの文章も含む)ドレッシングのかかっていないカラフルなサラダのよう。彩りや栄養面は文句なしなのに…
(文章でも“映え”を狙ったものと、自然と惹かれるものってあると思う)
 
結局、このドレッシングになるものが人柄だったり、エピソードへの温度感だったりするのかもしれない。
 
私がノートの更新を楽しみにしている人には、普段なら出会わないだろう、明らかに生活圏の違う人も多い。中には、SNという接点を知らずに会えば言葉を交わすことすら…いや、交わせば私のスットコドッコイっぷりに呆れ、苛々する人も多いだろうと思う。逆もあるかもしれない。文章だと掴みどころのない人が実は仲良しのご近所さんってことも?
 
リアルと同じようで、でも裏返しのようで、面白い。
私は今年もきっとなんてことない日常を平凡に綴るだろうけれど、ココでマイペースに楽しみたいと思う。
 
たまにしか開かないうえ、定番の家庭料理しかできませんが、いつもありがとうございます😊
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きまぐれ開店、くまり亭ʕ•ᴥ•ʔ
 
調子に乗って、久しぶりにお絵描き😝