くまんち

なんてことない、日々のこと

親になって、しばしば自分を見失いそうになるような錯覚を起こすことがある。
子供のことで頭がいっぱい!私には私の時間さえない!…みたいな。

それはすごく窮屈で苦しい。


上の子が3歳くらいの頃、毎日楽しくて幸せなはずなのにいっぱいいっぱいで
「私の愛情は注いでばかりで、私に愛情を注いでくれる人はいない!」と夜中に夫に訴えたことがある。
そして「何言ってんだ、意味不明」と冷や水を浴びせられた。


思い出すと恥ずかしい。私の性格を思うと「俺がいるじゃないか!」と抱きしめてくれるような人でなくてよかったと思う。いや、抱きしめといてよ!と思うけど。

結局、子供のことで頭がいっぱいで自分のことを省みるのを忘れていたから、足元がおぼつかなくなっていたのだと思う。

 

今も夜中に寝ぼけて泣く息子を宥めて寝かせて、妙に醒めた状態でして。
以前の私なら、明日も早起きして、アレしてコレして…と眠れない自分に焦っていただろう。

ShortNoteという場所を見つけてよかった。
こうして自分の気持ちを言葉にすることで、私は「私、大変!私、かわいそう!」と酔っ払わずにいられる。自分を見失わずにいられる。

 

よし、寝よう!