くまんち

なんてことない、日々のこと

小学生女子 その後のお話

以前、友達の一人が仲間はずれになりそうで悩む娘のことをノートにした。
 

 
私自身の苦い記憶がかき乱され、自分と娘を混同して取り乱しそうな心をノートにまとめることで冷静になりたかった。
♡や励ましのお便りに、本当に励まされ、母親としての胆力のようなものをお借りできたように思う。
 
今日はその後のお話。
あの時、励ましてくださった方々への感謝と共にご報告したいと思う。
 
娘とその友達、◯ちゃんと△ちゃんはその後、互いにギクシャクとした関係が続いていたものの、◯ちゃんも△ちゃんも娘も孤立するようなことはなかった。
娘はどちらの肩を持つこともなく、仲を取り持つこともせずにそれぞれと変わらず仲良くしていた。
 
先週、◯ちゃんと娘、他の数人で遊ぶ約束をしていたところ

△ちゃんが「私も行っていい?」と声をかけたのだそうだ。
◯ちゃんと△ちゃんとのトラブルを知らなかった子達が「いいね、いいね♪」と盛り上がり、引くに引けない◯ちゃん。
◯「遊ぶ時間、短いからこのゲームしかできないと思うけど…いいの?」
△「うん、いいよ!」
◯「じゃ、…いいよ」
娘「ヒャッホーウ!よかったね!ね!」
△「うん!」
 
娘は帰ってくるなり「やっと、二人が仲直りできるかもしれない!!」と嬉しそうに教えてくれた。
 
そして、昨日。約束の日。
「なんかね、みんなおしゃれして来て!って言われたんだけど、コレでいいかな?どう?…いい?いってきま〜す!!」
娘の小学校は制服なので、大急ぎで着替えて、鏡の前でくるくる回ると◯ちゃんの家に向かって飛び出して行った。
 
なんで、おしゃれして行かなきゃいけないんだろう…
 
鉄砲玉のような勢いに呆気にとられるも、なんだかかわいくて笑ってしまう。
17時はもう暗い。◯ちゃんの家まで迎えに行く。
娘達はみんなほっぺを赤くして、本当に楽しそうだった。
 
家で宿題をしながら、何をしたか、どんなに楽しかったかを話す娘は「実は◯ちゃん、私がよかったね!と言ったら『全然よくないよぅ』 って言ってたんだけどね、ぜ〜んぜん!何もなかったよ。みんな楽しかったよ!また遊ぼうねって帰ってきたもん!」とニッコニコ。
 
 
一度ギクシャクした関係を修復するのは、大人だって難しい。
三者三様、それぞれに悩んだことだろう。
うまく乗り越えてくれた。
なんて柔らかで、強い心だろう。

勇気を出して「私も行っていい?」と聞けた△ちゃんも、「いいよ」と言えた◯ちゃんも。ヤキモキしながら二人と仲良くあり続けた娘もがんばった。
私は娘達の柔らかな心にたくさんの⭐️をあげたいと思った。
 
あの時、心配し、励ましてくださった皆さん、ありがとうございました。
小さなレディたちが危機をうまく乗り越えましたことをここにご報告します。