サンタクロース🎅
サンタクロースほど世界中の大人に守られている秘密はない。TOP of Top secret
娘は小3。
近頃、「サンタクロースはいない派が増えてきたんだよね〜」なんて話している。
「あら、そうなん?」
「うん。◯ちゃんちのサンタはどうもお父さんみたいなの」声を潜めて言う娘。
「なんでまた、お父さんが…?え?◯ちゃんのお父さんのお仕事って、まさか…!?」
「違う、違う!!あのね、去年、お父さんが『あー、トイレに行ってこようっと〜』って出てって」
「うん、うん」
「『おい!大変だ!お前たちの部屋になんかあるぞ!!』って戻ってきたら…あったんだって。プレゼント」
(ざ…雑だな…)「おぉう…ニアミスかな?」
「あやし〜いでしょ?なんでやろ、◯ちゃん、宿題テキトーにするからかな?」
「いやいや…」
「□さんも、正体はお父さんだって言うんだよね〜」
「きみはどう思うんだい?」
「あやしい、っていうか…
でも、前にフィンランドから手紙が来たしね、いると思うのよ。でも、どうやって世界中を回るのかって疑問はあるよね。でも、これってたぶん知られちゃいけない秘密でしょ?……わからない。」
娘は3歳の頃から、世界中の子供が寝てる隙を狙ってプレゼントを配るなんてあり得ない、と言っていた筋金入りの現実主義ガールだ。
我が家では[サンタ追跡]を利用している。
http://ainet.bent.jp/aviation/military_santa.html
(グーグルの方が子どもは見やすい)
このスピードで回っている、おっと!今、東京だ!急げ、早く寝るんだ!!とやっているのだ。
「だからね、今年はサンタさんにプレゼントのお願いをしないことにした」
「え⁈プレゼント、いらんの?」
「違うの。おすすめをお願いすることにしたの。やっぱね、家族でもない人に私が今、何にハマっているかとか、何が好きかとか知られるのはね…」
「抵抗ある?」
「うん、プライベートなことはちょっと…」
「じゃ、漢和辞典とか持ってきてもいいんだ?w」
「やだ、そっか。ジャンルくらいは言っといた方がいいよね。みんなで遊べるボードゲームのおすすめください、にする」
大人なんだか、子どもなんだか
まぁね
移動手段も、家への侵入手段も[謎の人]にあんまりプライベートなことは知られたくないよね
そうね、そうよね。ふふふ
さぁて
娘がサンタの秘密を守る側に来るのはいつだろう
無粋なことはしたくない。
あまり考えていないけれど、秘密結社への仲間入りを歓迎するような形にしたいなとぼんやりと考えている。