くまんち

なんてことない、日々のこと

2018-01-01から1年間の記事一覧

運転中にご注意

車を運転していると、時々ドキっとするものを見ることがある。 事故、とかそういうのではなくて。運転手さん、あなたの振舞い。対向車線からは丸見えでしてよ。 さっき運転していたら、対向車線の運転手さんがそれはそれは大きなあくびをしていて、ちょっと…

日曜日にはプラムケーキ

『大どろぼう ホッツェンプロッツ』を読んだことのある食いしん坊なら、皆、気になっていたはずだ。主人公たちが心酔する プラムケーキ の味を! 主人公カスパールとその友達のゼッペルはカスパールのおばあさんが作ったプラムケーキが大好き!毎週日曜日に…

ラブラブな姉弟喧嘩

我が家は「いってらっしゃい」が二段構えだ。 玄関で「いってらっしゃい」のタッチ。気をつけてね、と見送って、ベランダに回り、ベランダから手を振る。娘が一年生になった時から毎日欠かさず。 娘が登校前に不安そうにベランダを見上げるだろうと思い、ベ…

言葉の力

思春期の話をしようと思う。 振り返ってみても、私の思春期は「青春」と呼べるほど美しいものではない。特筆するほどのいじめがあったわけでもないけれど。この頃、自分の声がすっとんきょうで、いわゆるアニメ声なのだと思い知らされる程度には、まぁ、ちょ…

火曜日の犬

突然ながら、私は鹿先生の鹿曜日を楽しみにしている。火曜の朝は、天気予報と鹿曜日をチェックして、鹿のいる日常に思い馳せながらコーヒーを飲む。これがなんとも幸せなのだ。 そんな私だが、今日の火曜はいつになくソワソワしている。というのも、最近火曜…

はないちもんめであっかんべぇ!

勝って うれしい 花いちもんめ♪ 全国共通と思っていたこのわらべ歌もどうやら時代や地域によって違うようだ。 娘が「はないちもんめを教えてもらったの!」と歌ってくれたのが次の歌詞。 勝って うれしい 花いちもんめ負けて くやしい 花いちもんめあの子が…

ゆるキャラだった私

大学時代、着ぐるみのアルバイトをしたことがある。まだ世にゆるキャラブームが到来する前のことだ。ブームに乗ってやろうという商魂のない、ありのままのゆるキャラをご覧ください。 私は「モジャピー」 (手持ちがない為、2枚ともネットで拾いました)イ…

情けは人の為ならず

やむを得ず、混む時間帯に電車に乗ることになった。 ベビーカーを諦め、息子を抱っこ紐で抱えて電車に乗ると案の定、座席はいっぱい。まぁ、どうせ10分も乗らない。娘に手すりをしっかり握らせ、息子が人様にぶつからないよう気をつけて立つ。 向かいの席の…

パートナーの呼び方

結婚後の呼び方、私は夫に名前で呼んでほしいと頼んだ。苗字が変わり、仕事も辞めて、故郷を離れ、私を知る人が誰もいない土地で暮らすことは想像していたよりもずっと私を不安定にした。「名前」だけは失いたくない、という変な思い詰め方をしてしまった。…

ちくる

“ちくる”時のフレーズ。今日の広辞苑バトンが個人的にタイムリーで面白かった。 娘は時々くよくよ虫にやられる。「お母さん…ちょっと失敗しただけなのに、“いーかんのか、いかんのか、せーんせいにいってやろ”ってバカみたいに歌われるの、なんかやだ」 「ち…

台風前夜

台風が来る。子どもの頃は大きければ大きいほど、不謹慎ながらワクワクした。学校はお休みになる!停電になるかも⁉︎ 非日常性が高まれば高まるほど、何か面白いことが起きる気がした。雨が横なぐりに吹き飛んでいく様子も、窓を開けようとすると「ビョオォォ…

コロッケお祭り騒ぎ

コロッケには楽しいイメージしかない。あの人のおかげで本物の五木ひろしにも何かしらサプライズを期待しちゃうし、世代じゃないから本物の岩崎宏美はちょっと物足りない… いや、そうじゃなくて、食べる方のコロッケ。 名前もかわいい。家族でサクサクはふは…

もてなし上手になりたい

お・も・て・な・し おもてなしが苦手だ。 悲しいくらい、うまくいかない。もてなしたい気持ちはあるのだ。くつろぎと安らぎを、また来たいと思ってほしい。 例を挙げよう。実際はこうだ。 「お茶にしましょ。珈琲と紅茶、どちらがいいですか?」 「ありがと…

人生

子供の頃は、世界のどこかに私の人生の始めから終わりまでを記された本があると思っていた。私の子供時代、80〜90年代は今より現実と虚構の境界線が曖昧だったように思う。 子供だったから、というのもあるし、デジタル技術やテレビの画質の差もあるだろう。…

shortnoteは紙飛行機

子どもの頃、童話作家の佐藤さとるさんが好きだった。コロボックルシリーズはもちろん、短編集もどれも大好きだ。日常と隣合わせのメルヘンは、私の現実と空想の境界線を曖昧にしてくれた。 道端に落ちているクレヨン、夜中の電信柱、引き出しの中のチビた鉛…

股覗き

息子が新しい世界を発見した。 股のぞきだ。 なぜか急に四つん這いになってお尻を高々と上げ、そのお尻をフリフリしていたので、お尻側から声をかけてみた。 おーい。「?……あ!わぁぁ!!」初めて逆さまの世界を見たらしい。 「ミて!て、て!」と大興奮。 …

親になって、しばしば自分を見失いそうになるような錯覚を起こすことがある。子供のことで頭がいっぱい!私には私の時間さえない!…みたいな。 それはすごく窮屈で苦しい。 上の子が3歳くらいの頃、毎日楽しくて幸せなはずなのにいっぱいいっぱいで「私の愛…

手に汗握る

「本とか映画になりそうじゃない⁈」と娘が言った。おそらく大抵の人が苦手なゴキ…Gのこと。 昨日、買い物終わりにスーパーの休憩所コーナーでおやつを食べていた。 「お水、とってくるね!」と冷水器から両手に紙コップを持って戻ってくる娘を転けないかと見…

まつ毛も抜けた

「もう、好きになった時点で負けなんだよね」 そう溢す友人は彼氏のワガママに振り回されることが誇らしげで、楽しんでいるように見えた。当時の私には「ふ〜ん」って感じだった。『私は私のペースを乱すような彼氏ならいらない』彼氏の為に時間を割いて我慢…

打ち上げ花火

花火大会に行ってきた。 早めの夕飯を済ませて、車は混むから、と家族4人でのんびり港まで歩く。 いつもはありえない時間帯の散歩にはしゃいだ息子のパタパタする足先を見ながらベビーカーを押す。 同じ方向を目指して歩く人、私たちを軽やかに抜いていく自…

お盆に帰る

お盆の話。怪談ではないけれど、人によっては“世迷いごと”を真顔で書いたので、お嫌いな方はお避けくださいね。 小さい頃、我が家には犬がいた。私が生まれる前から両親の大切な家族。 名前は「しろ」白いから「しろ」 パッと見はソフトバンクのお父さんに似…

8.9.11:02

「被爆者が年々減少」「語り継ぐ」毎年、この時期になると聞こえてくる。 被爆3世になる私は、語り継ぐ立場にあるのだろうと思う。しかし、祖母に被爆体験を聞くことができない。 夏休みの宿題に「戦争体験をおじいさん、おばあさんに聞こう」という欄があっ…

立秋

「今日から秋なんだって!」 朝のニュースを見ながら娘が言う。 立秋 「暦の上ではね〜」と返す。こう暑いと実感しようもないよね。 『めざせ!お昼前には図書館へ!』なんて言いながら朝の家事をあれこれする。 娘の自由研究の資料集めだ。大人になってまで…

根無草

長崎の五島出身の曾祖父と結婚し、東京で暮らしていた曾祖母は疎開で夫の実家に身を寄せることになった。 しかし、長崎で原爆に合う。曾祖母と子供達は無事だったが、曾祖母はこの時一緒に疎開しようとしていた実母を亡くす。そして、子供達を連れて五島へ。…

子育ての悩みは尽きない

いつも川の字で眠る。 私を真ん中に、右手に息子、左手に娘。ちなみにお父さんは娘の隣。息子が生まれるまでの7年、ずっと娘を挟んで川の字だったから必然的にこの形になった。 昨夜、暑さ疲れかいつもより早く眠くなった息子を抱っこして娘の隣に寝かせる…

四つ葉のクローバー

猛暑、酷暑あまりにも暑いので息子との散歩もゴミ捨てのついで、朝になった。 散歩コースはうちの横の河川敷。10数年前、台風で氾濫した川の水害対策の為、この河川敷はよく整備され、芝生も青々と美しい。シロツメグサにシジミチョウが舞うのを「お!」と指…

海の日だ。 海の日なので、海の思い出を書いてみる。 私がまだ泳げず、浮き輪でぷかぷか遊んでいたような幼い頃。 私は、今思うと離岸流に乗って、浮き輪ぷかぷかと能天気に沖まで流されてしまった。 当時の私は海岸からどんどん離れていくことを自分のバタ…

マイホームのこと②

大きな選択の前には何かしら想定外のことが発生するものなのだろう。我が家がマイホーム購入という大きな選択をし、前進していく中に意外なところから問題が湧いて出た。 分譲地の団地内に保育所を作りたいという人が現れたのだ。 雨の日の夜、我が家を訪ね…

暗中模索の二人三脚(マイホームのこと①)

記録することで反省し、冷静さを取り戻したいと思って書いたものの、まとまらなかった。 私たち夫婦は喧嘩が多い。ひどい時は毎週喧嘩している。そして今がそのひどい時だ。 国会の答弁を見ながら、大の大人が大事な話をギャーギャーと野次を飛ばす様子にも…

【子育て四訓】乳児はしっかり肌を離すな幼児は肌を離せ 手を離すな少年は手を離せ 眼を離すな青年は眼を離せ 心を離すな というのを、ネットで見かけた。なるほどである。 肌は自然と離れていく。手や目を離すタイミングは難しい。 娘が友達の家に遊びに行…